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スロープ



室内スロープ

屋外スロープ


スロープの選び方・使い方

家の中の部屋と廊下の段差を解消したり、玄関ドアまでの階段アプローチや玄関の小上がりの段差解消などに用いられるのがスロープです。高齢者にとっては、ちょっとした段差でも転倒のおそれがあり、スロープを用いることで安全性を高めることができます。スロープで車いすでの移動をスムーズにし、介助者の負担も減らして、安全で健やかな生活を送りましょう。

スロープの種類

段差を解消する介護用具・福祉用具のひとつであるスロープは、大きく分けると屋内スロープと屋外スロープの2種類があります。

屋内スロープ

屋内スロープ

部屋と廊下の段差、敷居の段差などを解消するスロープで、固定式のものが一般的です。素材も木製やゴム、アルミニウムなど、さまざまな種類がありますので、使用環境や利用目的、内装などにマッチしたものを選ぶことができます。
※すり足で歩行される方は、スロープを設置するとかえって転倒のリスクを高めてしまう場合があるのでご注意ください

屋外スロープ

屋外スロープ

玄関の階段アプローチや、電車やバスの乗降時などにも用いられるのが屋外スロープ。車いす利用を目的に作られたものがほとんどで、2本組みのレールタイプや1枚板タイプなどがあります。軽量化され持ち運びが容易で、使う時だけ設置できるという特徴があり、素材もアルミや繊維強化プラスチック、カーボンファイバなどさまざまです。

スロープ選びのポイント

屋内スロープ
  • ◆段差高にあったスロープを選ぶ。
  • ◆設置カ所の幅を十分にカバーできるか確認する。
  • ◆滑り止めなどの安全性を確認する。
  • ◆ネジ止め・テープ止めなど設置方法を確認する。
屋外スロープ
  • ◆段差高にあった長さのスロープを選ぶ。
  • ◆ひとりで持ち運びができるか、軽量性を確認する。
  • ◆折り畳める・コンパクトになるなどの収納性を確認する。
  • ◆耐荷重を確認する。
  • ◆滑り止めなどの安全性を確認する。
  • ◆スロープからの脱輪を防ぐエッジが備わっているか確認する。

最適な屋外スロープの長さを計測

設置カ所に最適なスロープの長さは、段差高と傾斜角度によって決まるので、しっかりと計測してからスロープを選ぶようにしましょう。利用者が自力走行できるか、介助者が必要かによっても異なりますので、注意してください。

スロープ3

自力走行できる場合:スロープの長さ=段差高×12(傾斜角度は5度が目安)

例)段差高10cm×12=120cm/120cmのスロープが必要です

スロープ4

介助者が必要な場合:スロープの長さ=段差高×6(傾斜角度は10度が目安)

例)段差高10cm×6=60cm/60cmのスロープが必要です

最適なスロープの長さの目安
段差高/傾斜角度 5度(自力走行) 10度(介助者が必要) 15度(最大適応角度)
5cm スロープの長さ:60cm スロープの長さ:30cm
10cm スロープの長さ:120cm スロープの長さ:60cm スロープの長さ:40cm
15cm スロープの長さ:180cm スロープの長さ:90cm スロープの長さ:60cm
20cm スロープの長さ:240cm スロープの長さ:120cm スロープの長さ:80cm
25cm スロープの長さ:300cm スロープの長さ:150cm スロープの長さ:100cm
30cm スロープの長さ:360cm スロープの長さ:180cm スロープの長さ:120cm
40cm スロープの長さ:240cm スロープの長さ:160cm
50cm スロープの長さ:3000cm スロープの長さ:200cm
60cm スロープの長さ:240cm
70cm スロープの長さ:280cm